育児マンガをみて気がついたこと - ないて、わらって、しゃべって、のんで。

たぶんそういうことなんだ

最初に書いた離乳食のはなしも、いろんな記事や誰かの

ブログや、インスタグラムなんかを見て、みんな離乳食

がんばってるのかぁと思って書いた。

何かを書きたいような気もするけれど、なんだろう、

ちょっと違う、ちょっと違うと思って、なかなか

なにかを書くことができなかった。

インスタグラムにイラストや育児漫画をあげている人の

作品？を見て、「あぁそうそう、こうだった」とか「おなじ

ような子育てなんだな」って思った。

でも私が今からなにかを描くには、もうあふれてる感もあるし、

今どきのオシャレな子育てにはかなわないし、今更私がなにを

描こうとしているんだろう？と、自分でもわからなくてモヤモヤ

していた。

何がちがうんだろう？

なにが描きたいんだろう？

急に、思い出した。

まだ次男が赤ちゃんだったときの出来事。

思い出すだけで、胸のあたりが苦しくなって、隣に誰も

いないのに、つい苦しくなっちゃって、いやな気分で

じーーーっと考えてしまう。

思い出さなければいいのに、細かいところまで思い出して

苦しくなってしまう。

そんなこともあったよな・・・と思いながら、はっと

思った。

インスタで上位にランクインしているマンガやイラストは

ほんとうに微笑ましくて、笑っちゃって、ほっこりするもの

ばかりだ。みんな絵も上手だし、文やコメントもとても

面白い。ついつい見てしまうような、やわらかな世界。

でも、つらい子育てをしている人もいるんじゃないかって。

そんなインスタを見ながら、励まされるけど、

「自分はこんなに幸せじゃないし」

「旦那は協力してくれないし」

「姑にきつく当たられるし」

「かわいいと思いたいけど、こんなマンガみたいにかわいい

子供じゃないし」

「なんでみんなこんな幸せそうに子育てしてるの？」

って思っている人もいるんじゃないかって。

夜泣きぐらい、誰でもきっと通る道だと思う。

離乳食の時期もイヤイヤ期も、みんな通る道だと思う。

でも、わたしは？

お母さんは、恵まれた人ばかりじゃない。

義実家との関係でつらい人もいると思う。

DV夫や、モラハラ夫と一緒の生活で、子供は可愛いけど、

生活に耐えられない人もいるかもしれない。

そんな生活で、もう子供さえも可愛いと思えなくなって

いる人もいるのかもしれない。

それこそ、そんな絵にかいたような、温かい子育て

ばかりじゃないと思った。

悩んでいる人たち、お母さんたち、今そこにいますか？

だいじょうぶですよ。

マンガに励まされながら、癒されながら、つらい世界で

なんとか生き抜こうとしている人も、大勢いると思うんです。

だからなんとか子供を育てていきましょうね。

子供を捨ててしまったり、虐待して命を落としてしまわぬ

ように、なんとか、なんとか子供と生き抜きましょう。

たぶん私が言いたかったのは、こういうことだったの

だと思った。

世の中は、公平じゃないし、幸せがあふれているところでもない。

でも、自ら命を絶ったり、子供を犠牲にするような場所でも

ないんだよって。

きっとどこかには、自分がいても良い場所があって、今は

見つからないかもしれないけれど、絶対に、きっとあるから

って。

いつかなんて遠い話は聞きたくないんですよ！っていうと

おもうけど、少しだけでも、「もう少しやってみようかな」

って思ってくれたら、いいと思う。

がんばれって、言っちゃいけないってよく言うけど、

私は頑張れって言葉が好きです。

あたし、がんばれ！

がんばれ　あたし！

って、こぶしで胸をたたいて、頑張ってきたから笑。

だから私も今は、わらって、しゃべって、のんで、ときどき

ないてるんだよって。